酷暑の8月4日(金)に令和5年度第1回法人内研修を開催し、職員10名が学びました。
当センターの内部研修は、個々の支援の振り返りや支援で困っていることについて、
職員の意見を基に研修委員会にて企画して行っています。
今回の研修では、最近ご相談が増えている不登校とその支援をテーマに、
親子カウンセラーの岩井育子さんを講師に迎えご講演いただきました。
岩井さんのお子さんが学校に行けなくなった状況や、不登校になって親としても
どうしたらよいかわからなくなり孤独で辛かった事、
毎日家にいるお子さんにどう向き合い寄り添っていったらよいか等悩まれたこと等、
貴重な実体験をもとにお話いただきました。
さらに、お子さんがどのように元気になっていけたのか、
その過程についても教えていただきました。
また、今取り組まれている親子のこころの居場所作りなど、
岩井さんが行っている活動についてご紹介いただきました。
質疑応答では「どのような支援・声掛けがあったらよかったか」、
「周囲から声をかけられ気持ちが楽になった言葉・嫌だった言葉」などの質問に、
丁寧な回答をしていただきました。
職員からは、「不登校の子を持つ親の切ない気持ちや自分に置き換えた場合の
精神的な葛藤など自分に置き換え考える機会となった」や、
「声掛けの方法や内容を検討する際に、しっかりと相手のもつ背景など
理解する必要性があると感じました」などの感想が寄せられました。
岩井様、どうもありがとうございました。