7月10日に第76回ネットワーク会議を開催しました。

今回は生活介護部会とのコラボ開催とし「行動の障がいを持つ当事者とその家族への地域支援を考える」

をテーマに事例報告・講義・グループワークを行いました。

ネットワーク会議は個別支援で導き出された地域課題を検討する場です。

北後志圏域では、強度行動障がいがある方の生活の場・就労の場・放課後の居場所などが十分に確保できない課題があります。

今回はこのことを地域関係者で共有しました。最初に地域生活支援拠点等コーディネーターより、地域のニーズとして

地元にある養護学校を訪問しヒヤリングさせて頂いた内容を含め、地域のニーズを報告させて頂き、そのあと、北後志圏域では

ニーズが充足されなかった実際の支援事例の報告を基幹相談支援センターから報告し、現在、その対象者が利用されてる放課後等

デイサービスの管理者の方から、強度行動障がいについての理解と理解に基づく必要な支援について講義を頂きました。

時間の関係もあり、解決に向けた具体的な協議には至れませんでしたが、解決が急がれる地域の課題を共有し、強度行動障がいについての

理解と必要な支援について学び合える機会となりました。