1月31日(水)に余市町の中央公民館において、北後志地域自立支援協議会 

就労支援部会による『農福連携セミナー』が開かれました。

参加者は地域の農家さん7名と就労事業所や高校や養護学校

関係機関の職員13名の合計20名が参加しました。

第一部は『農福連携の実際~せせらぎファームとの実践~』というテーマで

合同会社FSSの代表である濱野真悟さんにご登壇いただきました。

ご講演では、札幌にある就労継続支援B型事業所(Pay forward)が

仁木にあるせせらぎファームにおいて、実践されている農福連携の先進事例に

ついてお話いただきました。

第二部は『就労支援部会の農福連携の取り組みと就労支援事業所からの聞き取り内容』

について部会事務局員より報告しています。

第三部は農家さんと就労事業所との実践や意見交流会をしました。

最初に道社協の障がい者就労支援コーディネーターである大泉さんの助言にもとづき

参加者で名刺交換会を実施しました。それから自己紹介と参加の動機をそれぞれ語り

一方で農家さんからは委託したい作業内容などの話があり、他方で就労事業所からは農家さんの

お話を伺って感じたことや事業所の実情についての説明がありました。

こうして、就労支援部会としてははじめて、地域の生産者の方と直接知り合い、対話が生まれるなど

最初の一歩を踏み出す機会となりました。

最後にコーディネーターの大泉さんから農福連携を進めるうえでのポイントとして

「焦らず、少ない回数からはじめるとともに、意図的に農家さんと就労事業所が話し合う

機会をつくっていくことが重要」との助言をいただきました。

講師の濵野さんを含めまして、当日ご参加くださりました皆様大変ありがとうございました

引き続きお互いを知り合っていきましょう!